11月11日(日)勿来市民会館で第50回いわき市民文化祭第45回勿来地区総合芸能祭が行われました。
この催しはいわき市勿来地区から19団体が参加し、日頃の練習の成果を発表する場となっています。双葉町は今回で6回目の参加となり、今年はコーラスふたば、標葉せんだん太鼓保存会、JAスマイル大正琴、双葉町民謡同好会の4団体が参加しました。
開会式では、濱田正弘勿来地区文化協会会長より「今回も双葉町民の皆様と共に文化の香りを味わうことができて嬉しい限りです。ご協力に心から感謝申し上げます。」と挨拶がありました。
双葉町のトップバッターはコーラスふたばの皆さん
唱歌メドレー「ふるさとの四季」と題し、故郷、春の小川、鯉のぼり、夏は来ぬ、などの聞き馴染みがある曲をメドレー形式で合唱し、会場に訪れた方々も一緒に歌を口ずさんでいました。
その次の演奏は標葉せんだん太鼓保存会。
夏と稲妻の2曲を演奏しました。
最初の一打の迫力に圧倒された観客の皆さんからは「おお!!」という声が漏れました。
JAスマイル大正琴の皆さんは「さくらさくら」「野口雨情詩集」「八木節」の3曲を披露しました
練習時にはなかなか音が揃わず苦戦されていたようでしたが、本番では綺麗な音色で会場を沸かせていました。
最後は双葉町民謡同好会の皆さんが「八木節」を披露しました。
花笠を用いた軽快な踊りがテンポの早い曲調を一層盛り上げ、会場のお客さんも手拍子を打ちながら一体となって楽しむことができました。
取材中、双葉町の腕章をしている私達を見つけ「双葉町の発表を楽しみにして来たんだよ」と、いわき市の方に声を掛けていただきました。
毎年出演を続けたことで、双葉町の団体やその活動を認知してくださる方が居ることを知り、とても嬉しくなりました
町民作品展・双葉町総合美術展に続き、勿来地区総合芸能祭でも、様々な芸能活動を通して、双葉町の魅力を発信することができたのではないかと感じました。
芸術の秋にふさわしい、実りある文化交流ができたようです。
双葉町復興支援員(ふたさぽ) 上遠野佳苗