「芸能文化の祭典」第46回勿来地区総合芸能祭

11月10日(日)、いわき市の勿来市民会館にて、第51回いわき市民文化祭・第46回勿来地区総合芸能祭が開催されました。

いわき市民文化祭は、日頃の文化活動の成果を広く一般に公開し、地域文化の振興を図ることを目的として、芸能、展示、文芸の3部門にわたって開催されています。その中でも、勿来地区総合芸能祭は芸能部門にあたり、震災以降、双葉町の芸能団体も参加させていただいています。双葉町の参加は今年で7回目となり、今回はJAスマイル大正琴、標葉せんだん太鼓保存会、双葉町民謡同好会、コーラスふたばの4団体が参加しました。

JAスマイル大正琴は、「この広い野原いっぱい」、「バラが咲いた」、「八木節」の3曲を披露しました。代表の江尻京子さんは発表前のあいさつで「10月の台風の影響で参加できなかったメンバーがおり、欠席した仲間の分も一生懸命演奏したい」と話しました。最後の八木節では、観客席から手拍子が起こり、通常より少人数であることを感じさせない力強い演奏を客席に届けました。

標葉せんだん太鼓保存会も、参加できないメンバーがいる中での演奏となりました。演目は「夏」。初冬の肌寒さを吹き飛ばす熱いステージで、強い気合いが伺えました。幅広い世代で構成される標葉せんだん太鼓保存会ですが、一糸乱れぬ見事な演奏で観客を魅了し、曲の盛り上がりに合わせて全員の連打が決まると、客席から盛大な拍手が送られました。

「双葉町民謡同好会も元気に頑張っています。日頃の練習の成果を、感謝をこめて踊らせていただきます」とのメッセージからスタートした双葉町民謡同好会。今回、唄い手をはじめ数人が不在のステージとなりましたが、メッセージの通り、元気一杯の演奏とパフォーマンスでした。演目「秋田大黒舞」の途中、鐘の音とともに大黒様が登場し、打ち出の小槌をふるうと、まるで会場全体にご利益があったかのように皆さん笑顔になっていました。

双葉町の最後を飾ったのはコーラスふたば。「大切なふるさと」、「大切なもの」の2曲を披露し、双葉町のトリにふさわしい大迫力のステージをみせました。一人ひとりの声が天井まで響き、ふるさと双葉町や大切な人への思いが、歌を通して伝わってくるようでした。コーラスふたばは来年で結成50年になるそうで、全プログラムの中でも、圧倒的な風格が感じられました。

今回は参加できなかった方もいましたが、4団体とも気持ちの入ったステージで会場を盛り上げていました。市内でも各所に台風の爪痕が残っていますが、自身の公演が中止になってしまったといういわき市のキッズバレエチームが飛び入りで参加し元気なパフォーマンスを見せたりと、逆境を乗り越え、歌や踊り、様々な表現に昇華させる人々のエネルギーを強く感じました。

双葉町復興支援員(ふたさぽ)宮本

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